2019年12月16日月曜日

福岡県私立中学校経費一覧


福岡県に所在する私立学校の経費を一覧表にしました。Webで公開されている情報だけを集めています。多くの学校では、これ以外に積立金や教材費などの経費があります。入学案内でお確かめください。

調べてみると、面白いことに気づきました。福岡地区と他の地区とでは納入金額に大きな違いがあるということです。入学時納入金の県平均は225,640円ですから、福岡地区の高さがよく分かりますね。月額納入金は、学校によって算出基準の違いが大きいので、あえて平均は出していません。

福岡県私立中経費一覧


学校名 入学時納入金 月額納入金 備考
筑紫女学園中学校 276,000 56,700
東福岡自彊館中学校 253,000 42,900
博多女子中学校 235,000 37,720
中村学園三陽中学校 240,000 59,550
福岡舞鶴誠和中学校 260,000 ー Webに記載なし
西南学院中学校 300,000 55,150
沖学園中学校 260,000 40,500
福岡雙葉中学校 270,000 40,900
福岡大学附属大濠中学校 300,000 57,500
上智福岡中学校 260,000 39,900
中村学園女子中学校 280,000 46,000
福岡女学院中学校 265,000 41,000
筑陽学園中学校 260,000 40,500
九州国際大学付属中学校 180,000 32,000
明治学園中学校 200,000 41,300
敬愛中学校 ー ー Webに記載なし
照曜館中学校 210,000 32,000
小倉日新館中学校 200,000 38,000
西南女学院中学校 200,000 33,150
北九州子どもの村中学校 ー ー Webに記載なし
折尾愛真中学校 122,000 24,400
飯塚日新館中学校 200,000 38,000
久留米信愛中学校 150,000 29,800
久留米大学附設中学校 300,000 47,000
八女学院中学校 160,000 36,950
明光学園中学校 110,000 ー Webに記載なし
大牟田中学校 150,000 35,500

2019年12月10日火曜日

福岡県の私立中高一貫事情

近年、大学進学実績などで、中高一貫教育に注目が集まっています。文部科学省によれば、中高一貫教育は3種類の形態に分類されます。本稿では、福岡県内の私立中・高の現状をご紹介します。

1.中等教育学校

「中高一貫教育を実施することを目的とする新しい学校種として設けられた」学校で、多くは公立です。

福岡県内の私立ではリンデンホールスクール中高学部がそれにあたります。本校には小学校も併設されており、実際には小・中・高一貫教育と言えるでしょう。

2.併設型の中学校・高等学校 

中高一貫教育を標榜する学校で最も多いのがこの形態です。併設の高校には無試験で進学できるのが特色で、多くの私立中高はこの形態を採用しています。福岡県の私立中27校の
うち、23校(中等教育学校を除く)が該当します。

但し、同じ併設型でも、様々な形式がありますので、一つ一つご紹介しましょう。

2-1 完全中高一貫
外部からの高校入試を行わない、学校全体として中1~高3までの一貫カリキュラムを実施している学校です。中等教育学校と同じような形態です。福岡県内では、上智福岡中高(福岡市)・明治学園中高(北九州市)の2校がこの形をとっています。それ以外は、高校入試を実施しています。

2-2 高校課程で外部生と混合
上記2校以外の中高一貫校の一部で採用されている形態です。
高1から混合クラスを実施しているのは、公式には九州国際大学付属(北九州市)のみです。本校には中高一貫コースがありません。中村学園三陽(福岡市)も2019年度用カリキュラムではこの形ですが、2020年度用入試要項には受験要件として「6年間の一貫教育を希望する者」と明記されています。
また、高2から混合されるのが久留米大学附設(久留米市)ですが、久留米附設は中3で高1の課程を修了するほど学習進度が速く、高1で進度調整をするためでしょう。

2-3 高校からの進学者とは別に中高一貫コースを設置
上記6校以外がこれに当たります。高校では外部進学生とは別のカリキュラムが組まれています。校舎も別になっている学校、教室だけでなく職員室も別になっている学校など様々です。詳細は各校のホームページでご確認ください。福岡県私学協会の検索ページが便利です。

3.連携型の中学校・高等学校

これに該当する私立学校は、福岡県にはありません。

これら以外の私立中学校は、他の公立高校・私立高校を受験することになります。九国大付属は付属高校へ進学することもできます。

以上ですが、時代状況などで変更される場合があります。変化があれば、最新情報をお知らせいたします。

2019年12月9日月曜日

FKN通信の発行予定について

FKN通信を公開して1週間以上が経過しました。ここで、今後の発行予定を記しておきます。

〇発行予定日
原則として、毎週火曜日発行。諸事情により、発行日が前後することもあります。適宜「号外」・「コラム」を掲載します。

〇投稿内容
福岡県を中心とする入試・受験関連情報の他、さまざまな教育問題に関する意見や感想などが中心です。「号外」・「コラム」は別内容の場合があります。

投稿者は福岡教育ネットワーク代表です。日々研鑽に励んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

2019年12月7日土曜日

福岡県内私立中学校の現状

既報の通り、福岡県内には私立中学校が27校(福岡地区13・北九州地区8・筑豊地区1・筑後地区5)あります。内訳では、福岡地区が約半分を占めていますが、これは福岡地域の人口が県全体に占める割合とほぼ同じです。他の地区も人口割合でみると、同様と言えるでしょう。約20万人に1校ですね。

募集人員は全部で約2000名、応募者数は約6500名(沖学園中学校は非公表)となっています。複数受験が可能なので、全て延べ人数です。単純計算では1校あたり200名以上の応募者(≠受験者)のはずですが、現実は大きく異なります。

応募者数では、西南学院1242名・福大大濠1211名の2校が1000人超で、上智福岡841名(以上全て共学)、筑紫女学園587名(女子)がそれに続きます。全国的な傾向と同じく、共学校の人気が高いようですね。


実質倍率が2倍を超えるのは久留米附設(3.0倍)、福大大濠(2.3倍)、西南学院(2.2倍)中村学園女子2.1倍(全コース平均)、上智福岡(2.0倍・帰国生含む)の5校だけです。久留米附設は今年度の東大合格者50名という超難関校で、別格ですね。その他は全て福岡地区の学校です。

上記以外の学校は、1.0倍(=全員合格)~1.5倍程度で、受験すればほとんど合格のレベルです。


その他の特徴に関しては、稿を改めてお送りしましょう。

2019年12月4日水曜日

【号外】 中村哲医師、アフガンに死す

アフガニスタンで人道支援活動を実践しているペシャワール会(福岡市)現地代表・中村哲医師が、今日(2019年12月4日)午後、何者かに銃撃され、車に同乗していた現地の方々と共に命を落とされました。

中村先生は西南学院中学校(福岡市)の出身で、バプテスト派のクリスチャンでもあります。ちなみに西南学院は、キリスト教プロテスタントの日本バプテスト連盟と密接な関係を持っています。

偉大な働きに一生をささげられた中村先生に、深い哀悼の意を表します。

2019年12月3日火曜日

2020年度福岡県私立高校入試日程を読む

先述の通り、福岡県の私立高校入試は、各地区ごとの統一入試日に行われます。ただ、入試の種類や一部の高校では例外もありますので、注意が必要です。一般入試の方式は、福岡地区・筑後地区と北九州地区・筑豊地区とでは全く異なりますので、転勤などで転住される方はお気を付けください。

■専願・推薦入試■
合格すればその高校にかならず進学するという条件で行われるのが、「専願・推薦」入試です。この試験は、県内すべての学校が同じ日に実施することになっていて、2020年1月21日(火)が統一試験日になっています。

但し、久留米大学附設は専願制度自体がなく、一般入試のみです。また、第一薬科大学付属と福岡第一は専願に代わる「パラマ入試」を1月17日・18日に実施します。

■一般入試■
各地区ごとの入試日程は次の通りです。
〇福岡地区
前期入試は1月31日(金)、地区内全校一斉に行われます。合格発表は学校毎です。後期入試は2月8日(土)ですが、募集人員は若干名がほとんどなので、前期入試一発勝負が現状です。なお、次の学校は実施しないので、注意してください。
※後期入試を実施しない学校
西南学院・筑陽学園特進・第一薬科大学付属・福岡第一・福岡女学院音楽
〇筑後地区
前期入試は1月29日(水)、後期入試は2月7日(金)です。なお、久留米大学附設は1月26日(日)が入試日です。柳川は前期のみです。
〇北九州地区
1月28日(火)~30日(木)の3日間に、毎日5校ずつ実施されます。筑豊地区と同じ日程なので、両地区内の学校で入試日が異なる3校を受験可能です。この点は、福岡地区・筑後地区と全く異なりますので、移住・転住を希望の方はご注意ください。
〇筑豊地区
北九州地区と同時に、1月28日(火)~30日(木)の3日間で、毎日1校ずつ実施されます。事実上北九州地区と一体化していると見ていいでしょう。

福岡県私立高校の概況

    2019年現在、福岡県内には59の私立高校が存在します。一般入試入試は地区ごとに異なる日程で行われます。福岡県は、県内を次の4地域に分けており、私立高校の数は地区ごとにかなり違っています。地域は以下のサイトで紹介されています。

現在のところ、福岡地区28校(共学18・男子2・女子8)、北九州地区16校(共学14・男子0・女子2)、筑豊地区4校(すべて共学)、筑後地区11校(共学10・男子0・女子1)となっています。

ちなみに福岡県立高校はガチガチの学区制が採用されていますが、私立高校の場合は学区ではなく、便宜上福岡県が定めた地域割を採用しています。もちろん、入試日が重ならない限り、県内どこからでも自由に受験できます。

それぞれの地域にある学校は、福岡県私学協会の検索ページで調べると簡単に分かります。